強化委員会からのお知らせ

指導者講習会要項の訂正版アップ 02月18日(日)21時13分

平成19年2月24日(土)から、平成18年度ヤマグチカップ(県大会新人戦)が八戸市で開催されます。その初日終了後に行われる、強化委員会企画の指導者講習会についての掲載です。先日(01月17日(水)22時09分)アップしたものとは,一部修正されておりますのでご注意下さい。

 
 

指導者講習会について(1) 01月17日(水)22時09分

 2月24日(土)から、ヤマグチカップ(県大会新人戦)が八戸市で開催されます。その初日終了後に行われる、強化委員会企画の指導者講習会についての掲載です。
「開催要項」P1〜P2

 
 

指導者講習会について(2) 01月17日(水)22時03分

 2月24日(土)から、ヤマグチカップ(県大会新人戦)が八戸市で開催されます。その初日終了後に行われる、強化委員会企画の指導者講習会についての掲載です。
「ファックス送り状」

 

年度区切り 01月17日(水)22時01分

この投稿より上は,平成18年度のものです。
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この投稿より以下は,平成17年度のものです。
 

指導者講習会 02月10日(金)14時50分

 
 

 10月14日(金)08時20分

さて、各地区でも秋から始まる本番の大会に向けて、チーム作りの方も徐々に本格的になってきている頃ではないでしょうか。
今回は、夏の東北電力旗に出場された弘前大学教育学部附属小学校男子ミニバスケットボールスポーツ少年団の代表の方から、原稿をいただけましたのでご紹介させていただきます。
 
チーム名   弘前大学教育学部附属小学校 
男子ミニバスケットボールスポーツ少年団  
指導者名   片 山 直 人 さん、吉 田 安 宏 さん  
主な成績   Kojuカップ優勝、スポーツ少年団県大会優勝
 
Q1.「通常の活動場所、活動時間などを教えていただけませんか?(練習曜日や練習の時間帯)」
A1.活動場所は、弘大附属小学校の体育館です。
   活動時間は、月      15:00〜18:00
         火・木・金  16:00〜18:00
         土・日    どちらかが休み
 
Q2.「オフェンスとディフェンスでは、どちらを重視して練習を進めていますか?」
A1. 時期にもよりますが、基本的にはディフェンスです。各大会が近くなると、オフェンスとディフェンスを半々ぐらいします。
 
Q3.「チーム作りを進める上で転機となった出来事や大会のエピソードはありませんか?」
A3. 昨年の秋の大会で、県大会に出場した際、出場上位チームを見てオフェンスよりもディフェンスの良さが目につき、バランスの取れた鯵ヶ沢はすごいと思いました。それからは、基本をマンツーマンとしてやってきました。
 
Q4.「東北電力旗に出場されて、これはいい経験になったというエピソードはありませんか?」
A4. 秋田の井川戦ですね。青森県内でも、ゾーンディフェンスのチームはありますが、あのチームほどできているゾーンは初めてでした。それと、秋田ルール(※注1)で普段からやっているとあって、外角のシュート力には参りました。さらには、チーム全員が勝ち方を知っていることには、びっくりさせられました。
    上の大会になればなるほど、さまざまなオフェンスやディフェンスを知識として覚えなければならないと思わされました。
 

    ありがとうございました。夏に何度か貴チームが戦っている試合を見せていただきました。基本のしっかりした、切り替えの速さが魅力のすばらしいチームで感動しました。
本番の秋から冬の大会に向けてのさらなる飛躍を期待しております。
 

 

注1 秋田県では、ミニバスケットボールの段階から、一般と同じようにスリーポイントやバックパスのルールなどを取り入れているようです。
 

東北大会 04月04日(月)09時39分

東北大会出場おめでとうございます。
今回は、昨年暮れに行われた第34回青森県ミニバスケットボール教室交歓大会において見事準優勝に輝き、3月25日(金)〜27日(日)、山形県天童市で行われる東北大会に出場された男女各3チームの1年間のチーム作りを紹介させていただきます。
 
チーム名  浜 田ミニバスケットボールクラブ(男子)
指導者名   荒 谷 由佳子 さん
主な成績   ☆北三県交歓大会(青森・秋田・岩手の代表チームが集まる大会です。) 最優秀賞
       ☆第34回青森県ミニバスケットボール教室交歓大会 (冬の県大会)  準優勝
 
以下、インタビュー形式でお伝えしたいとおもいます。
 
Q.「1年間のチーム作りで一番大切にしたことは何ですか?」
 
A.『 浜田に来て2年目ですが、浜田の子たちが本当にかわいくて、毎日体育館に行くのが楽しみだったので、時間のある限り練習につくようにしました。なかなかできないこともありますが、できるだけいいところを見つけてほめてあげようと心掛けました。あと、チーム作りと言えるか分かりませんが、浜田に来てから2年間、他のチームの指導者の方からアドバイスをいただいたり、県大会や東北大会などのビデオを何回も何回も見たりして勉強しました。少しだけミニバスに携わっていましたが、自分で一から教えるのは、このチームが初めてでしたので、子ども達と一緒に勉強したという感じです。』
 
Q.「チームを作るうえで転機となった出来事や大会のエピソードはありませんか?」
 
A.『 体育館が改修工事で10月〜2月まで使えなかったので、市民体育館や高校の体育館などを借りて、転々としながら練習しました。限られた時間の練習で、学校が終わってから何十分もかけて移動しました。大人用のコートしか使えず、ミニバスのコートでできたのは試合の時だけでしたが、私達指導者も子ども達も保護者の方たちも、みんなで協力して困難を乗り越えたことでまとまったような気がします。』
 
Q.「最後に東北大会での豊富がありましたら教えてください。」
 
A.『 初出場なので他の多くのチームの胸を借り、自分たちのやってきたことが、どこまで通用するのか、挑戦者の気持ちでがんばってきたいと思います。』
 

チーム名  第一田名部
ミニバスケットボールクラブ(男子)
指導者名   佐 藤 貴 志 さん
主な成績   ☆第29回青森県スポーツ少年団フェスティバルミニバス競技会(夏の県大会)   
ベスト8
       ☆小川原湖杯  第3位
       ☆第34回青森県ミニバスケットボール教室交歓大会 (冬の県大会) ベスト4
 
以下、インタビュー形式でお伝えしたいとおもいます。
 
Q.「1年間のチーム作りで一番大切にしたことは何ですか?」
 
A.『 心・技・体を伸ばすということです。
  特に心の部分ではバスケ部員である前に1人の小学生なんだということを意識させてきました。
礼儀を大切にし、道具を大切にしてバスケットボールに取り組めるチーム作りをしました。』
 
Q.「チームを作るうえで転機となった出来事や大会のエピソードはありませんか?」
 
A.『 夏休みに行われたスポーツ少年団県大会と小川原湖杯です。
  スポ少県大会では、監督不在の中で苦戦しながらも一つ勝てたこと。小川原湖杯では、様々な地区のチームと対戦して3位まで勝ち上がれたこと。この2大会の結果から指導者も子ども達も次の県大会ベスト4は決して遠くない目標だと強く感じることができ、しっかり目標をもって練習に取り組めたと思います。』
 
Q.「最後に東北大会での豊富がありましたら教えてください。」
 
A.『 県大会では自分達の行動全てが下北のレベルとして見られているということを意識して臨みました。
  本大会では、青森県のレベルを見られるということを意識しながらも、中学校でも続ける子ども達に得るものが多い大会になればと思います。』
 

チーム名  三省ミニバスケットボールクラブ(男子)
指導者名   鈴 木 一 哉 さん
主な成績   ☆北三県交歓大会(青森・秋田・岩手の代表チームが集まる大会です。) 最優秀賞
       ☆第34回青森県ミニバスケットボール教室交歓大会 (冬の県大会)  準優勝
 
以下、インタビュー形式でお伝えしたいとおもいます。
 
Q.「1年間のチーム作りで一番大切にしたことは何ですか?」
 
A.『 自分の作り上げたいチーム像に近づけようとするのではなく、層の薄さ、スタミナ・スピード不足の実態に合わせ、少しずつ上積みしていこうとしました。また、オフェンスもディフェンスも何をするかわからなくなったらどうするかを明確にし、極力選択肢を少なくしました。
  ということで、「児童の実態に応じて」を一番大切にしたと・・・。もちろん苦しかったですが。』
 
Q.「チームを作るうえで転機となった出来事や大会のエピソードはありませんか?」
 
A.『 夏頃までリードしていた試合をスタミナ切れで逆転負けということが何度も何度もあり、勝率もほぼ5割程度だった。
特に傾向として、一度逆転されるとさらに失速してしまう。しかし、10月のサザンカップで能代ブルーインズとの試合で同じようにリードから逆転されたが、その後、シーソーゲームを展開し、ねばり強く戦えた。結果は1点差負けではあったが、「追い上げ」が一皮むけた証であった。
結局、そこから県大会の準決勝まで一度も負けずに勝ち続けることができた。』
 
Q.「最後に東北大会での豊富がありましたら教えてください。」
 
A.『 私自身が6年生の担任ですので、子ども達がいい思い出を作ってくれれば、それでいいと思っています。コーチというより担任としてベンチで指示を出したいですね。』
 

チーム名   大成ミニバスケットボールクラブ(女子)
指導者名   角 谷 善 一 さん
主な成績   ☆第29回青森県スポーツ少年団フェスティバルミニバス競技会(夏の県大会)   
第3位
       ☆北三県交歓大会(青森・秋田・岩手の代表チームが集まる大会です。) 最優秀賞
       ☆第34回青森県ミニバスケットボール教室交歓大会 (冬の県大会)  準優勝
 
以下、インタビュー形式でお伝えしたいとおもいます。
 
Q.「1年間のチーム作りで一番大切にしたことは何ですか?」
 
A.『 週1回の指導からスタートしたミニバスの指導も、今年で7年目となりました。「そんなので何ができるか」といろいろな方から言われましたが、やっと一つの成果を上げられるレベルまでたどり着くことができました。
私が、チーム作るうえでこだわっていることは、目的と目標を大切にすることです。
○目的…個々の人間性を育てること。リーダー性・自主性を高めること。
○目標…試合で勝てるチームになること。
そして、目標よりも目的を重視した指導を大切にしてきました。これは、私が指導者としての第一歩となった三沢市立堀口中時代、一緒に指導に当たった斉藤先生のチーム作りの考え方が基本となっています。小学生の指導といえども、強い気持ちだけでなく、強くなろうと意識し努力する姿勢を持たせることが大切だと思います。』
 
Q.「チームを作るうえで転機となった出来事や大会のエピソードはありませんか?」
 
A.『 今年のチームを見て言えることは、強い気持ちでがんばることもそうですが、常に高い意識と目標を持って取り組んでいたようです。私の口癖は、「考えろ」これがいつも出てきます。夏の県大会の2回戦でしたが、前半のできがあまりにもふがいなく、「そんなにがんばる気持ちがないなら、俺は指示を出さない。勝手にやれ。」そう言って後半戦へ送り出しました。子供たちは、自分たちがどうしたいのか、何を目標に戦うのかを自分たちで相談して決めて試合に臨みました。そして、前半とは別のチームのような試合を展開しました。
ここまでやれるようになった要因は、保護者、子供、学校の一体となった取り組みの結果だと思います。普段の練習は、ほとんど子供たちだけの練習となっています。指導に限界がある中で子供たちの気持ち・意識を高めるため、顧問の先生方も保護者も大変な苦労があったと思いますが、「やればできる」ことを証明したのが、大成ミニバスケットボールクラブだと思います。』
 
Q.「最後に東北大会での豊富がありましたら教えてください。」
 
A.『 青森県の代表として、しっかりがんばってきたいと思います。』
 

チーム名   根城ミニバスケットボールクラブ(女子)
指導者名   名古屋 裕 子さん
主な成績   ☆第29回青森県スポーツ少年団フェスティバルミニバス競技会(夏の県大会)   
優 勝
       ☆東北電力旗第17回東北ミニバスケットボール大会          第3位
       ☆第34回青森県ミニバスケットボール教室交歓大会 (冬の県大会)  第3位
 
以下、インタビュー形式でお伝えしたいとおもいます。
 
Q.「1年間のチーム作りで一番大切にしたことは何ですか?」
 
A.『 基本を大切にすること。普段は、パス・ドリブル・シュートの練習に半分以上の時間を使っています。力強さ、正確さを意識して練習に向かっています。大会前には、ゲーム練習を多く行いました。試合に向けて精神的に盛り上げていくことの難しさを感じながらの1年間でした。』
 
Q.「チームを作るうえで転機となった出来事や大会のエピソードはありませんか?」
 
A.『 夏の東北大会以後は、けが人も多く勝てなかったことも何度かありましたが、このことがきっかけで体のケアの大切さが身にしみてわかったようでした。Drの指導によりストレッチ教室を開いたり、生活全般(食事・休養)を見直したりと、バスケの技術以外のことに目を向けるきっかけとなりました。選手も私もけがの治療とそれを抱えての個人・チームの練習のあり方について考える今日この頃です。』
 
Q.「最後に東北大会での豊富がありましたら教えてください。」
 
A.『 ただの思い出作りにならないよう、根性のプレーで戦い抜きます。』
 

チーム名  弘前東ミニバスケットボールクラブ(女子)
指導者名   三 上 恭 造 さん
主な成績   ☆第1回kujiカップ交歓大会  優勝
       ☆第29回青森県スポーツ少年団フェスティバルミニバス競技会(夏の県大会)   
                                         第3位
☆第34回青森県ミニバスケットボール教室交歓大会 (冬の県大会)  第3位
 
以下、インタビュー形式でお伝えしたいとおもいます。
 
Q.「1年間のチーム作りで一番大切にしたことは何ですか?」
 
A.『 ボールのキャッチ、ランニングシュートとゴール下のジャンプシュート、この3点に重点をおき、多くの時間を費やしました。チームプレーでは、ドリブルを最小限にしてパスで運ぶことを徹底させたら視野が広がり攻撃力がついてきました。
   オフェンス、ディフェンスで共通した柱は走ることです。オフェンスでは相手チームが守る前にシュートまでもっていくこと。ディフェンスでは、フロントコートでボールを奪うこと。そのためには走って走って走りまわること。これが今年のチームの目標でした。』
 
Q.「チームを作るうえで転機となった出来事や大会のエピソードはありませんか?」
 
A.『 ミニバスを指導して1年半、それまでは35年間中学生を指導していました。ほとんど中学から初めてプレーする生徒ばかりでしたが、それでも3年生になると対等にプレーができました。
   最初ミニバスの指導では戸惑うことが多くありましたが、強いチームを観ていると、このチームは中学生と戦っても力の差はないと感じ、それで今まで教えてきたバスケットボールを小学生にもとに教えるようになりました。基本をしっかり身につけ、激しいバスケットボールを展開できるチームを作ることに専念し、順調に育ち各大会で勝ち進んでいきました。しかし、夏の東北大会予選では準決勝で敗れてしまい、今までの指導が正しかったのか疑問が湧いてしまい、あれこれと作戦を変え子供達を悩ませた結果、チーム力も劣って敗れるほうが多くなり秋の大会か終わりました。
   指導者の悩みが子どもたちに大きく影響したことを反省し、やはり自分の考えているバスケットを通すことが勝利につながることだと気づきました。今後は弘前東のチームカラーはこれなんだというのを証明したいと思います。』
 
Q.「最後に東北大会での豊富がありましたら教えてください。」
 
A.『 子供達は中学や高校でもバスケットを続けていきます。そのとき再びこの東北大会で対戦した選手と戦うことがあると思います。再会を夢見てたくさんの友達をつくって欲しいと思います。』
 

指導者講習会 01月31日(月)18時52分

 
 

東北大会で感じたこと 09月30日(木)01時19分

あじがさわジュニアクラブ  川 越 芳 久
 
 今年初めて夏の東北大会に参加することができ、初戦はこの大会で優勝した新潟県代表の小千谷と対戦しました。
 小千谷は小柄なチームでしたが、スピード、技術など全てにおいて数段上で、東北のレベルをまざまざとみせつけられました。個人の能力の高さもそうですが、カットインしてくるタイミングのよさといったらチームプレーのうまさにレベルの違いを感じました。うちのチームも走るバスケットを目指していますが、とてもいいお手本になるチームでした。
 オフェンス面ではある程度通用する手応えを感じましたが、ディフェンス面ではもっと個人のレベルを上げる必要性を感じました。ディフェンス主体のチーム作りをしてきたつもりでしたが、今まで以上にもう一度基本からやり直して取り組んでいかなくてはいけないと思いました。
 大会前は東北大会で通用するチームなのか不安が多かったのですが、選手が試合ごとに成長し、思った以上に自分たちのペースで試合ができたと思います。この大会を通して、東北のレベルを肌で感じることができたこと、自分たちの現在の課題を見つけることができたことが大きな収穫でした。
 
八戸市立根城小学校バスケットボールチーム  名古屋 裕 子
 
 東北電力旗・東北大会では、青森県の1位として参加しました。結果は3位。他県の強いチームと試合ができたことは、子供たちにとっても、わたしにとっても勉強になりました。
 1回戦2回戦は、稲井(宮城)、谷地中部(山形)と、準決勝では白河(福島)と対戦しました。この試合で負け。ディフェンスで調子をつくっていく根城としては苦しい準決勝になりましたが、相手の強いあたりにも負けない精神力と、攻守のバリエーションの豊富さという点で、白河が上回っていたということなのでしょうか。あの時ベンチではどんな指示を出すべきだったのか、選手の気持ちを立て直す言葉はもっとほかにあったのかなど、考えることはたくさんありましたが、結局、強いところが勝ち、その時根城が弱かったから負けたのだと思います。とにかく根城にとって、このような局面にあい、どうするべきかと考える良い機会となりました。
 前任の比内監督がこれまでつくりあげてきたこの根城チームを、次の大会では負けさせるわけにはいかないと思っています。バスケットを通して子供たちが得るものはたくさんあると思いますが、強い精神力を身につけどんな場面でも立ち向かっていける子供たちにしたいと思っています。そして、比内監督がいつもおっしゃっていた「根性!」を合言葉に、今後も練習に励んでいきたいと思っています。
 

チーム強化について 09月30日(木)01時17分

WIN☆DY−S(五戸東)コーチ  蛭 田   健
 
 今年から立ち上げられた強化委員会ですが、その一員として推薦していただいたことを非常に光栄に思っています。そこで、私なりに強化について考えてみました。(考えすぎて、今日までかかってしまいました。申し訳ございません。)
 一言で強化と言っても、個人の強化からチームの強化までさまざまあるかと思われます。我々指導者の立場からすると、与えられた時間と環境の中で、小学生の何をどんな風に強化することが一番望ましいことなのでしょうか。何より、バスケットボールという全く新しい世界に飛び込んできた小学生に伝えるべき事とは、どんなことなのでしょうか?
 私自身、これまでの10年間は、とにかく個人の技術指導を重視してきました。次が心の部分の指導です。監督である以前に、小学校教諭ですので、本当は真っ先に育てたいのは心の部分です。『明るく元気でへこたれず、負けず嫌いで、礼儀正しい』そんな誰からも愛されるような心を持った子を育てることができたらどんなにうれしいことでしょう。
 しかし、だからと言って、入ってきたばかりの子たちに「礼儀正しくしなさい。」とか、「練習できる環境や自分たちを支えてくれている人たちに感謝しなさい。」と頭ごなしに言っても、何人の子が心の底から「ああそうだよな。そうしよう。」と思うでしょうか?言葉は悪いですが、子どもたちはバスケットボールがしたくて入ってくるわけですから、まずは好きなだけバスケットをやらせてあげる必要があるのではないでしょうか。そして、大好きなバスケットボールの世界に慣れ、自分のやりたいバスケットボールが見えてきた時、初めて先輩たちやコーチが言っていることの意味がわかるのではないでしょうか。余裕ができ、周りを見ることができるようになって、自分を支えてくれる人がいることのありがたさや練習できる環境があることの幸せに気づけるのではないでしょうか?そのことが、チームの伝統になっていれば、もっと早くそのことに気づくような気がします。
 ですから、バスケットボールを通じて、子どもの心を育てるためには、我々の方でも子どもたちの心を惹きつけてやまない魅力的なバスケットボールを伝えなくてはいけないと考えています。
 夏休み中、十和田杯という大きな大会にWIN☆DY―Sも参加させていただきました。私のチームは、4月に合併したばかりの若いチームですから、どのチームと対戦しても大変勉強になりました。
 一番の課題は、安定した強さを発揮できないということです。いい試合をしたかと思えば、次の試合でスタミナ切れを起こしたかのような集中力を欠いた試合をしてしまうのです。コーチとして原因についていろいろと考えました。昼食を取るタイミング、昼食の量、準備運動のさせ方や休息のさせ方。それとも、もっと根本的な部分に問題があるのではないか、とにかくいろいろ考えましたが、答えは出ません。
 ただ、ヒントを得ようとさまざまなチームの試合を見て感じたことが一つありました。それは、毎年活躍している強豪チームほどチームカラーがはっきりしているということです。
 例えば、ディフェンスに力を入れたチーム。マンツー主体のチームもあればゾーン主体のチームもありますが、子ども達はものすごい気迫でディフェンスに取り組んでいます。
 オフェンスに力を入れたチームもたくさんあります。速攻主体のチームや外角からのシュートがものすごく入るチームなど得意技を持ったチームがあります。
 どのチームも共通して言えることは、常に自信に溢れたプレーをするところです。似たような戦い方をするチームは毎年たくさん出てきますが、本家といいますか、元祖といいますか、長い間それを貫いているチームの強さというのは、似ているようでワンランク違う気がしてなりません。
 残念ながら見られませんでしたが、今年の夏の県大会で女子の決勝を戦った両チームのコーチは、私がコーチをはじめた10年前から強豪チームのコーチとしてチームを率いていました。(おそらくは、それよりもずっと以前からだと思うのですが)どちらのコーチにもいえることですが、毎年妥協を許さず、すばらしいチームを作ってきます。もちろん、その年の子ども達の特徴に合わせて修正や調整はしてるかと思いますが、強烈なチームカラーは変わりません。
 当然、子ども達は日ごろからそういった戦い方をするために、徹底的に鍛えられているはずですので、本番でも自分たちの戦い方に誇りを持ち、信じて戦うことができるのでしょう。この、自分たちを信じられる力(=自信)こそが、チームの強さだと思うのです。
 きっと入部した子は、体育館に入った瞬間に、「自分達は将来こういうふうに戦うんだ。」「この練習を乗り越えなくては。」と感じてしまう雰囲気が漂っているはずです。それこそが、伝統なのかも知れません。
 どんなに身体能力が高い子がそろっても、チームカラーがはっきりせず、自分たちの目指すイメージができなければ、練習でも試合でも力を発揮できないと思います。ゴールがわからないのに、全力で走れと言われてもそれは無理な話です。ゴールがわかり、走り方を身につけ、それを応援してくれている人や環境があることに気づいて、はじめて全力で走れるのだと思います。
 そう考えると、チームを強化するにあたっての一番のポイントは、チームカラーをはっきりと打ち出すことではないでしょうか。
 
 チームカラーを作り出すためには、それを裏付ける技術や戦術(方向性)が必要不可欠になってくると思います。何も知らない10歳くらいの子ども達にバスケットボールを教えるわけですから、めあてややりがいを感じさせなくてはいけないと思うのです。「何をしたらいいのかわからない」、「どうやってがんばっていいかわからない」。「なぜ、がんばっているのに自分が選手になれないのかわからない」では、子どものやる気もなくなってしまいます。チームのモチベーションが下がった状態で、いくらがんばらせても一番育てたい心の部分は、いつまでも鍛えることはできません。子どもにとってわかりやすく、それでいて負けないための技術指導や戦術指導ができる指導ができればいいのですが、それは大変難しいことだと思います。
 
 実際私も、チームカラーを出しきれずに毎日悩んでいます。そんなコーチを信じなくてはいけない、うちのチームの子ども達も災難です。だからこそ、そんな子どもたちのためにも、指導のヒントをこの場で紹介できればいいなと考えています。さまざまな技術や戦術をみなさんから紹介してもらって、気軽に意見交換し、さらに新しい戦い方を開発できたらどんなに楽しいことでしょう。その一つ一つが、チームカラーを作っていく上でのヒントになってくれればいいなと考えています。   
 一般論を深く掘り下げることも大切だと思いますし、足が遅いのに速攻を成功させる方法や背が低くてもジャンプボールに勝つ方法みたいな裏技的なものも楽しいと思います。なぜ?どうして?こうしてみたら?を大切に、指導者のかゆいところに手が届くような場になればいいなと考えております。
 
【パスについて考える】
 たとえば、話題提供ということでパスについて考えてみましょう。よくバスケットではドリブルよりもパスを使った方が効果的だといわれます。しかし、チームのめざす戦い方によっては、その効果的も変わってくると思います。うちのチームでは、パスもドリブルも同じ価値のものとして指導しています。パスが人と人のやりとりならば、ドリブルは床と人とのやり取りになります。違いは、人は動くけど床は動かないという点にあると思います。その違いをうまく使い分ければ戦い方にも広がりが出てきます。
 どのチームでもドリブルを指導する際、右手でも左手でも同じようにできるようにさせているのではないでしょうか。個人技術に重点をおいているチームであれば、利き手と反対側の手を使うことの大切さを説いて、より多くの練習させているのではないでしょうか?では、パスに関してはどうでしょうか。チーム内で何人の子が右手でも左手でも同じようなスピードで、同じような飛距離のパスが出せるでしょうか。
 うちのチームには、遠くまでボールを投げられる筋力を持った子も、ディフェンスの裏をつくような抜群のパスセンスを持った子もいません。だから、全員が右でも左でも同じようにパスが出せるよう練習しています。
 そんな着眼点から、いろいろな個人技の習得に多くの時間を費やしています。ゾーンプレスやマンツーマンプレスのプレスダウンも、その突破方法を何種類も教えるのではなく、突破のためのパスのスピードや距離にこだわって練習させています。体のどこからパスを出すのか、キャッチ後にボールを体のどこに置くかなど細かく指導していきます。
 パスだけでなく、試合を見て「あの子は、センスがあるなぁ」と思えば、その身のこなしにどんな秘密があるかを考え、似たような動きが身につくようなドリルを考え、繰り返し練習させます。「うまさは、必ず身につく」という考えから、個人技の習得に徹底的に時間をかけます。確かにそのようなことに時間をかけなくても、いともたやすくできてしまう子もいます。それをセンスの一言では片付けず、いつか身につく技術として指導したいと考えています。
 体が小さくてあまり身体能力が高いとはいえない子どもたちでも、強いチームと戦いたいと願っているものですから、こちらもいろいろと考えます。その中には、一般的なファンダメンタルと呼ばれているものからかけ離れたものもあります。しかし、私も子ども達も試合に通じると信じている技には徹底的に取り組んでいます。
 しかし、同じパスでも、チームプレーやコンビプレーの要としてとらえているチームであれば、パスのフォームよりもパスの前後の動きや、カットのコース取り、ミートする時の足の使い方などを徹底して指導されているはずです。それこそが、チームカラーなのではないでしょうか。自分のめざすチームの戦い方に合わせて、パス一つをとっても考え方をはっきりさせていくことが大切なのだと思われます。
 

 第1回目は、夏の東北大会に参加したチームの指導者からの、大会の感想が送られてきましたのでご紹介したいと思
います。今後、たくさんの指導者からのご意見や指導論についてご紹介できたらいいなと考えております。リクエストがございましたらご連絡ください。
 

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